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小中学生の自由研究を応援する「自然科学観察コンクール」では昨年の応募が10年前よりも伸びた。コロナ禍でも子供の探究心は止まらないようだ。トンボの生態を観察したり、人工心臓を自作したり。今年も楽しいテーマを募集中である。かつて監獄で「ファーブル昆虫記」を読んだ社会運動家アナキスト大杉栄は、これで日常の不自由さが晴れたと記している。第7波に用心しつつ子どもたちには夏休みの自由研究でしっかり探究心を満たしてほしい。(208文字)